法人企業部門 行動事例①

目標達成へ向けた行動事例① NTTアドバンステクノロジ株式会社

豊富な技術シーズの、ビジネスモデル化を促進

大企業に埋もれている優れた技術をビジネスモデル化し、
新しいマーケットを創出するには?

背景

NTTグループの、技術的中核企業であるNTTアドバンステクノロジ株式会社に勤務する三宅泰世課長は、自社に存在する豊富な先端技術を、マーケティングの視点から捉え直せば、新規事業の立ち上げを大幅に加速できると考えていた。そして、そのアプローチの方法を親会社の研究所 や同じグループ企業に展開できれば、NTTグループ全体への貢献ができると考えた。しかし子会社の一社員が、総資産20兆円、グループ連結売上10兆円、社員24万人の組織を動かせるはずはない…、と半ば諦めかけていた。そんなとき1一枚のフューチャーマッピングを描いた。

結果 たった3カ月のうちに、一社員の新規事業創出の方法論が、所属会社を超えグループ企業へと広がり、ビジネスパートナーを獲得するための展示会でも使われることになった。
フューチャーマッピングによる気づき

会社の中だけで変化を起こそうとしていた視点を、日本の技術者のために社内外と連携しようと視点を変えたことで、広く協力者が集まりだした。

発見したテーマ

優れた技術と才能を世に出すための、協創戦略

1枚のフューチャーマッピングを描いた3月1日から、彼の人生は急速に変わった。行動シナリオから得られた気づきは、自分ひとりからでも変革をはじめること。彼は、身近な同僚とビジネスモデル・キャンバスという方法論を使い、事業提案書をつくりはじめた。  なぜかそれを聞きつけた親会社の研究所から、ビジネスモデル・ジェネレーションの読書会形式のワークショップを開催されるよう依頼される。開催は3月4日だった。 こうした変化は、立てつづけだった。その前日3月3日には、研究検討会議に出席依頼が、突然に入った。2月に開催した国立研究機関での「ビジネスモデル・ジェネレーション」のワークショップが好評だったためだ。当日、三宅課長は、日本でもトップレベルの頭脳達の議論を即興でファシリテート。価値創造、知識創造の場をまとめあげる役割を果たした。 こうした試みが、週刊ダイヤモンドの注目を受けることになり、7月12日号に記事として掲載。さらに書籍『図解ビジネスモデルジェネレーション・ワークショップ』(今津美樹著)で紹介される。さらには一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会から、彼の携帯電話に突然の連絡が入り、理事への就任を打診されるという、予想できないことが起こった。  こうした一連の出来事は、あとから振り返ってみれば、すべてフューチャーマッピングで描いた行動シナリオに沿って動いていた。彼のチャートには、ひとりからはじめる変革が、応援してくれる社内外の協力者たちと共振して、広がっていく現実が描かれていた。 自社の変革を自社内で実現しようとしていたときには、一社員が会社を動かすことは困難だった。しかし視点を引き上げ、優れた同僚の才能と会社の技術を活かすために、社内外の協力者と連携するという認識をもったとたん、三宅課長のもとには、まわりから様々な話が持ち込まれ、「技術シーズの市場創造のための協創」がはじまったのである。

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